SPIブリッジ機能
接続方法です。
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下準備として、AVRマイコン「AT90S2313」にSPIブリッジ用のファームウェアのHEXファイル「ser2spi.hex」を書き込みます(Bセットは書き込み済みで販売)。HEXファイルはChaNさんのページから入手しておきます。
マイコンは「AT90S2313」の代わりに「ATtiny2313」でも使えます。
CPUクロックは外部発振に設定します。
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「AT90S2313」はグリーンカードのU2に取り付けます。
USB用のICはバスパワーで動きます。
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USBのバスパワーでマイコンを動かす場合には、左上のジャンパを「USB」側に設定します。
三端子レギュレータを使う場合にはJP1をショートします。
USBの5Vが3.3Vに落ちてマイコンを動かします。
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バスパワーで動いてます。
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USBポートに接続して、Windowsが最初に認識した場合。
「USB <-> Serial」と表示され、ドライバのインストール画面へ移行します。
ドライバは FTDI Chips というメーカーのサイトから入手。
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
USBシリアルのドライバは「Virtual COM Port Drivers」、略して
「VCP Drivers」だそうです。
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ドライバのファイルを解凍しておきます。
ドライバのファイル選択。
◆ドライバのインストール完了。
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コントロールパネル-システム-デバイスマネージャを選択して、ドライバが入っているかの確認。COMポート番号も確認しておく。
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デバイスマネージャからドライバの設定画面へ。
プロパティでCOMポート番号を強制的に変えてみました。
COMポート番号がぶつからないよう注意してください。
HSPのプログラムだとCOMポート番号が10未満でないと開けない問題があります。1〜9の値に設定しておいた方がよさそうです。
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ChaNさんの「avrsp.exe」を使ってマイコンの書き込み。
USBポート経由でファームが焼けます。動いて感激。
たとえばCOMポート番号が3だとすると、「-PB3」とします。スイッチは「-PCx」ではなく「-PBx」です。「-PCx」だとエラーになりますので注意。
出荷時デモプログラムの「PROG4」を実行すると、USBポートからシリアルデータをパソコン側へ送信できます。
ハイパーターミナルなどを使って受信してみてください。