「Serial adapter」

LEGO MINDSTORMS(R) NXT用のシリアルポート接続オプション機器です。入力ポートに接続して使います。 シリアルポートはRS232C相当9600bpsです。受信と送信に対応しています。送信と受信の繰り返し速度には一定の限界があります。
*これはLEGO社のライセンス品ではありません。


写真a| 写真b| 写真c

ジャンパピンによってストレート/クロスに変更可能です。


■データ

プリント基板パターンデータ(CADLUS-X用。)

ファームウェア、NXT用テストプログラム(2009/02/21) 送信できるように新しくコマンド(0x44)を追加しました。エコーバックのサンプル付き。受信バッファを32バイトにしました。
ファームウェア、NXT用テストプログラム(2009/02/01) バイナリ受信できるように新しくコマンド(0x43)を追加しました。
ファームウェア、NXT用テストプログラム(2008/11/28) 初回リリース版

ファームウェアのプログラムは「AVR Studio4」「WinAVR」で作成します。 ファームウェアの書きこみにはAVRプログラムライタが必要です。
マイコンのクロック設定は内部発振8MHzです。書き込み時のヒューズビットはLow byteを「11100100」に設定してください。

NXT側のサンプルプログラムはnxcで記述しました。センサを入力ポート1に接続し、画面に受信データを表示します。ボーレート設定は9600bps、ストップビット1、パリティなしです。nxcは「Bricx command center(BricxCC)」で動かします。BricxCCはフリーソフトです。

NXTとセンサはI2Cを使って通信します。スレーブアドレス(SLA)は超音波センサと同じ「0x02」です。
・データ受信コマンド(0x42):NXTが1バイトを受信します。データはキャラクタとして表示します。バッファが空の場合、コード0を返します。そのため、コード0だけは受信できません。
・バイナリ対応データ受信コマンド(0x43):NXTが2バイトを受信。+0バイト目が1の場合データのありとなります。+1バイト目が0-255のデータです。
・データ送信コマンド(0x44):NXTが1バイトを送信します。

■回路図・部品リスト



・部品コード:名称
・ :プリント基板
・U1 :マイコンATtiny26L
・ :ICソケット20pin
・CN2 :専用モジュラージャック6pin
・LED1 :LED
・R1 :抵抗100k
・R2 :抵抗100k
・R3 :抵抗4.7k
・CN1 :ピンヘッダ3x2pin
・C1 :コンデンサ
・JP1/2 :ピンヘッダ2x2pin。ジャンパをショートさせると送受信ができるようになります。ジャンパを90度回転して取り付けると送受信のピンが入れ替わります。
・CN3 :Dsub9pin
・R4 :抵抗470
・R5 :抵抗10k
・R6 :抵抗1k
・R7 :抵抗470
・TR1 :2SA1015
・TR2 :2SA1015


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