「わかる マイコン電子工作 公式 PIC-BASIC活用ブック」 の第2版が発売されました。 このページでは、初版と第2版との違いについて紹介します。
◆19ページ目のPIC-BASIC製品紹介にて、ICスタンプのクリスタル版を追加しました。発振子がセラロックからクリスタルに変更されました。クリスタル版の価格は1100円です。

◆74ページ目のLCDモジュールの説明で、「ピン番号が逆になっていると」いう解説を取り去りました。そのかわり、LCDモジュールの登場する全ての回路図でピン番号を逆に入れ替えています。

◆93ページ目と103ページ目にドットマトリックスLEDの取り付け向きの図を追加しました。これは組み立て時にLEDの向きがわかりにくかったためです。

◆ 146ページ目の回路図にて、LCDモジュールのピン番号を逆に入れ替えました。
148ページの写真も変更しています。
回路図

◆ 「簡易ロジックアナライザ」のデジタルテスタモードで表示ケタがずれてしまう問題(たとえば1.05Vの時、1.5Vと表示されてしまいます)を対策しました。
ダウンロード用のアーカイブは2005/08/17の時点で修正済みです。

◆159ページ目の回路図にて、LCDモジュールのピン番号を逆に入れ替えました。
回路図
◆203ページ目の回路図にて、モータ制御用の接続ポートが間違っていたため修正しました(正しくはRD0〜3です)。大変申し訳ありません。
回路図
◆241ページ目の回路図にて、LCDモジュールのピン番号を逆に入れ替えました。
回路図

(補足)LCDモジュールのピン番号について

SUNLIKE社製の「SC1602BS-B」は、LCDコンローラ「HD44780」互換のLCDモジュールです。その他、「HD44780」に準拠したLCDコントローラとしては、セイコー製の「M1632」などがあります。 「M1632」などが1番ピンを左上から始めるのに対して、「SC1602BS-B」は1番ピンを右下から数え始めます。本書の初版では、オリジナル版の仕様に合わせて、ピン番号を左上から数えることで統一していました。
しかし、本書で取り上げている「SC1602BS-B」から見ると逆であり、74ページ目の説明がわかりにくい(読み飛ばしやすい)ため、第2版では、「SC1602BS-B」に統一することとなりました。 混乱させてしまい申し訳ありません。なにとぞ、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

キットに付属する回路図にも2種類のピン番号(の数え方)が存在します。以上は全てピン番号についての話です。ピンの配置と機能についてはどちらも変わりません