◆TV専用ゲーム機「LED Game on TV」 *改造は自己責任でお願いいたします。万が一に発生した損害・事故については責任を負いかねます。 LED GameのTV接続専用機です。「LED Game for AVR on TV」と名付けましたが長いので「LED Game on TV」と呼びます(正しくは「TV Game」ですが、、、)。 ◆特徴 ・家庭用TVのビデオ入力端子(NTSC)に接続して遊びます。LEDを搭載していませんので、携帯して遊ぶことはできません。 ・「LED Game for AVR」よりも安いコストで簡単に製作できます。「〜for AVR」への入門用として使えます。 ・「〜on TV」と「〜for AVR」とは数ヶ所ほどポートの接続が違っていますが、互いにプログラムの移植が可能です。 ・「LED Game for AVR」をTV出力用に改造したいけど、ジャンパを飛ばしたくない人にもオススメ。 *出力する信号の特性上、うまく表示できないTVもあるようです。対応していないキャプチャボードもあります(古くて安いものほど撮れるようです)。 こちらのページを参考にしました(ひょいさんのページ) http://www7.big.jp/~kerokero/avr/ ◆材料 ・ストロベリー・リナックス製「ATMEGAマイコンボード・キット」 (ATmega168、20MHz発振子、コンデンサ、ICソケットなど付属。液晶なしでもOK) ・ビデオ端子。RCAジャックです。秋月で30円で売ってます ・220Ω抵抗1本。 ・470Ω抵抗1本。 ・タクトスイッチ×6個 ・スピーカ(各自で工夫してください。) 回路図です。キットに付属する20MHzの発振子を付けます。 (for AVR → on TV への変更点)
完成した様子です。ニッケル水素1.2×4本=4.8Vで動かしました。 基板の裏側です。 スイッチをリード線でつなぎます。 ・3/8版を動かした様子です。 16進数4桁の数字が3行ほどカウントアップしています。 3/13版を動かした様子です。 なんとデモプログラムが動いてます。 VRAM(配列変数ledvram)の中身がTVに表示されてます! その他注意点 ・マイコンは20MHzの外部クロックで動かします。このためプログラム動作スピードが違います。 ・タイマ1をビデオ信号の出力に使います。現状ではsio.c/sio.hが使えません。 ・ビデオ信号の制御はdriver.oで行います。ビデオ出力データの生成とLEDの制御はvideo.cで行っています。 ・サウンドをPWMで出力します。 ・プログラムの最初にinit_driver_exp関数を1度呼び出す必要があります。 ・[3/13版]サウンド用のプログラムは「sound.o」で行っています。サウンドドライバをmain関数から呼んでいます。 ・[3/20版]サウンド用のプログラムは「music.c」で行っています。曲のデータは「m_data.o」です。サウンドドライバをvideo.cのタイマ1の割り込みで呼んでいます。 TVの音声入力に接続する場合の回路図です。 サウンドは15KHzのPWMを使って信号を出力しているため、 TVの音声入力にそのまま接続するとアンプに負担をかける可能性があります。 このため、 ローパスフィルタの回路を使い高周波をカットする対策をしたほうが安全です。 参考にしてみてください。 サンプルゲーム1 「Space Fight」TV版です。 [DOWNLOAD] 動作環境:TV出力用に改造したLED Game for AVR、またはLED Game on TV(動作クロック20MHz) サンプルゲーム2 「PacPac」 TV版です。 [DOWNLOAD] 動作環境:TV出力用に改造したLED Game for AVR、またはLED Game on TV(動作クロック20MHz) |