◆AVRライタの入手方法/作り方 ・キットを利用する場合 ストロベリー・リナックス で販売している「簡易型AVRライターキット」。このキットはChaNさんのAVRライタ(COMポート制御ISPアダプタ)と互換性があります。USBシリアル変換アダプタに対応していないという欠点があります。 ユウピット電子 で販売している「USBaspキット」。USBポートに接続して動きます。 ・自作する場合 ChaNさんの公開しているAVRライタ(COMポート制御ISPアダプタ)の回路図を参考に製作します。 自作した場合の参考写真です(「AVRマイコン活用ブック」第5章5-1より転載) 自作に必要な部品と参考価格(総制作費約350円) ・ユニバーサル基板 x1。60円 ・74HC126 x1個。40円。「SN74HC126AN」が鈴商で売ってます。 ・150Ω抵抗 x4本。1本5円 ・100kΩ抵抗 x3本。1本5円 ・1kΩ抵抗 x2本。1本5円 ・10nF セラミックコンデンサ x1個。10円。0.1μFを使っても動作しています。 ・スイッチ x1個。100円。 ・3×2pin ピンソケット x1個。40円 ・メス型 Dsub9pinコネクタ x1個。50円 製作例の実体配線図(「AVRマイコン活用ブック」第5章5-1より転載) 製作例その2 AVRライタを使ってプログラムを書き込む場合、同じくChaNさんの公開しているavrsp.exeを利用します。 《例1》シリアルポートCOM1からAVRライタで書き込む場合の書き込みコマンド例 「FL」スイッチはCPUクロックを内部発振8MHzにする場合のヒューズビットの設定です。 > avrsp -PC1 -FL11100010 -W test.hex 《例2》CPUクロックを外部発振8MHzに設定する場合(X1に発振子を付けた場合) > avrsp -PC1 -FL11100110 -W test.hex *(注意)発振子を付けていない状態でこのコマンドを実行すると、以後CPUクロックが供給されずマイコンが動かなくなってしまいます。発振子を付けていない場合には実行しないでください。 (おまけ)ヒューズビットについて解説 ◆その他のAVRライタ ゆきさんのサイトにてAtmel純正の「AVRISPmkII」を使った例が紹介されています。参考にどうぞ。 http://yuki-lab.jp/hw/AVRISPmkII/index.html |